Remote Construction in ASO SABO
遠隔施工とは、建設機械に搭乗せず、安全な場所から建設機械を操作し工事を行う技術です。
砂防工事では、土砂災害が発生した直後や、急峻な山間部など危険な場所で作業が必要となる場合があります。遠隔施工を活用することで、作業員の安全を確保しながら工事を進めることができます。
などにより、人が立ち入ることが困難な場合があります。遠隔施工は、そのような危険な現場においても、安全な場所から建設機械を操作し、迅速な対応を可能にします。
遠隔操作室では、現場に設置したカメラ映像や各種情報をモニターで確認しながら、操作レバーを使って離れた場所にある建設機械を操作します。
建設機械から送られてくる映像や情報をリアルタイムで確認することで、現場に搭乗している場合と同様に作業を行うことができます。

阿蘇地域は急峻な地形や火山性の土砂が広く分布しており、豪雨などにより土砂災害が発生するおそれがあります。
阿蘇砂防事務所では、地域の安全・安心を守るため、砂防堰堤の整備を進めるとともに、遠隔施工技術の活用に取り組んでいます。
危険箇所への立入りを減らし、作業員の安全確保につながります。
被災直後でも安全に災害対応を実施することが可能となります。
遠隔施工により、工事現場へ行かなくても建設機械を操作することができます。現場条件に左右されにくい新しい施工体制の構築や、僻地での通勤時間の短縮、熱中症対策など作業環境の改善につながります。
建設業では、将来的な担い手不足が懸念されています。遠隔施工は、少ない人員でも効率的に施工できる体制づくりにつながることから、将来の担い手不足に備えた取組として推進しています。これにより、地域の守り手である建設業の持続可能性を高めるとともに、地域防災力の向上にもつながります。
遠隔施工では、現場の映像や建設機械の情報をリアルタイムで共有しながら施工を行います。デジタル技術を活用した新しい施工方法として、建設DXの推進につながります。