西米良村 |
平成21年2月18日 |
平成21年2月10日(火) 八重活性化センターで、第1回「集落元気づくりワークショップ」を開催しました。 |
国土交通省九州地方整備局では、「自立した元気な九州圏土づくり」を目指し、小規模・高齢化集落の活力維持・向上に向けた取り組みと支援策の調査・検討を行っています。 「集落元気づくりワークショップ」では、集落の人々のくらし・生活をいかに維持していくかに焦点を当てながら、元気を呼び戻すために、集落の人たちの力で、一緒に考え、話し合いながら「集落元気づくりの取り組み」を見いだしていくことを目的とします。 第1回のワークショップでは、世代別に4班に分かれ、集落人口ピラミッドや集落現況マップを作成しながら、集落の現状について話し合いました。 真剣な議論の中にも、笑いが包む和気あいあいとした雰囲気で、熱気にあふれたワークショップとなりました。 今後、集落の10年後、未来を考え、元気を出していく取り組みについて話し合っていきます。
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〜後継者世代が他出、70代居住者が最も多い〜 集落の人口構成、集落外に住まわれている集落血縁者 (他出者)の状況を把握するために、人口ピラミッドをワークショップ参加者の皆さんで作成し、その結果判明した内容を下に整理しました。 [人口ピラミッドからみた八重集落の人口構成]
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※( )は他出した家族、《 》は他出者も含めた数 |
![]() 集落現況マップ(グループ@) |
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[皆さんが多く感じた八重集落の不安]
[皆さんが誇る八重集落の資源]
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ワークショップに参加された皆さんの感想と、今後集落元気づくりとして取り組んでみたいことを紹介いたします。 |
代表的な感想 | 今後集落元気づくりとして取り組んでみたいこと | |||
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吉武哲信先生は宮崎大学で、地域・都市計画,コミュニティ計画,交通計画の分野を研究されており、農山村コミュニティについても多くの研究実績をお持ちです。今回のワークショップにも企画段階から実施まで参加していただきました。ワークショップ終了後、吉武先生より次のような講評をいただきました。 「ワークショップは、参加者が楽しく行えたかどうかが第一である。今回、ほとんどの方にワークショップに参加して良かった、楽しかった、と感じてもらい、開催した意義があった。 話し合いや発表を通して、八重集落の魅力をあらためて知る良い機会になったのではないか。特に、若い世代の方は、自分たちの住む地域でありながら初めて知ることも多かったようで、これを機会に年配の方からいろいろと習われたらどうか。」 次回も皆様の活発な議論を楽しみにしております。 |
【次回開催のご案内】 日時 : 平成21年2月27日(金)午後18時30分〜午後21時30分 場所 : 八重活性化センター 「テーマ:第2回自分たちの10年後を考えてみよう」 〜10年後の集落の姿を考え、集落の問題・課題の抽出と取組について〜 |
![]() 図1 集落の共同活動の重要性について |
![]() 図2 集落への居住継続意志 |
![]() 図3 居住を継続する上での不安 |
![]() 図4 集落元気づくりへの取組意向 |
(1)アンケートの配布・回収について
(2)集落の共同活動の重要性(図1)
(3)集落への居住継続意志(図2)
(4)居住を継続する上での不安(図3)
(5)今後居住を継続する上で必要なもの
(6)集落内あるいは近隣の地域資源
(7)集落内の活用可能な資源
(8)集落内あるいは近隣の食材を用いた自慢の料理
(9)子孫に残したい伝統芸能、特技・手業
(10)集落元気づくりへの取組意向(図4)
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