>河川・水辺の生物図鑑 魚類 オオキンブナ
種名・学名

オオキンブナ Carassius auratus buergeri

分   類

コイ目コイ科

地 方 名 フナ
特 定 種  
写   真
形   態 ギンブナに比べると、体高がやや低く、大型になる。体色は、背面がオリーブ色を帯びた褐色で、腹側は黄色を帯びた銀白色。腹びれや尻びれは黄色を帯びる。全長は30cmぐらいになる。
生息環境 河川の中〜下流の流れの緩やかな水域とそれに続く用水などに多く、ギンブナと同じような生息環境である。
習   性 冬から早春にかけて、下流域の支流や池のヨシの間にひそみ、夏には本流域の淵にも現れる。食性は底生動物を主とした雑食性。
産卵期等 産卵期は4〜6月ごろ。
分布状況 筑後川では、主に下流域に生息している。
そ の 他

西日本を中心に、中部、近畿、中国、四国の各地方と九州北部で普通にみられる。