河川・水辺の生物図鑑 ほ虫類 アブラコウモリ
種名・学名

アブラコウモリ Pipistrellus abramus

分   類

コウモリ目ヒナコウモリ科

地 方 名  
特 定 種  
写   真
形   態

小型のコウモリで黒褐色、暗灰褐色系の体毛をもつ。
体のサイズ:前腕長3.0〜3.7cm、頭胴長4.1〜6.0cm、尾長2.9〜4.5cm、体重5〜10g。

生   息 生息時期 出現時期:3月〜10月(ただし冬季も暖かい目は飛翔する)。
生息環境 昼間は家屋を隠れ家とし、壁の中、壁と壁板の間、瓦の下、天井裏、戸袋の中などを利用している。最近はビルの通風口なども利用する。
生   活 習性 日が暮れると隠れ家を飛び出し、付近の広場、公園、ため池、河川など開けた場所で旋回しながら昆虫を補食する。
採餌 カやユスリカなどの昆虫を食べる。
繁殖 繁殖期:10月頃交尾。4月頃排卵・受精し7月上旬に出産。 出産場所:家屋内。 産仔数:1〜4子出産。
分布状況 下流域〜上流域
そ の 他 アブラコウモリは、私たちが町中でよく見かけるコウモリで、山地には少ない。コウモリ類は空中を飛ぶことのできる唯一の哺乳類である。