河川・水辺の生物図鑑 ほ虫類 ノウサギ
種名・学名

ノウサギ Lepus brachyurus

分   類

ウサギ目ナキウサギ科

地 方 名  
特 定 種  
写   真
形   態

腹部が白色である以外、ほぼ全身茶褐色で、耳の先が黒い。冬になると、耳の先が黒いのを除き全身白色になる。
体のサイズ:頭胴長43〜54cm、尾長2〜5cm、耳長6〜8cm、体重1.3〜2.5kg。

生   息 生息時期 出現時期:一年中
生息環境 海岸地帯から農耕地、林野、牧草地、山岳地帯など広く分布する。特に食物となる植物が豊富で、かくれ場所の多い林や草原に好んで生息する。
生   活 習性 主として夜行性で昼間は岩陰やヤブの中で休息している。大型のワシ・タカ類や中型〜大型の哺乳類などに捕食される可能性が高いため、敵をより早く発見するための「耳」と高速で逃げるための「足」を発達させた。時速80kmで走れるノウサギもいる。
採餌 植物食で、草木の芽、葉、樹皮、山間の畑では野菜までも食べる。
繁殖 繁殖期:春季〜秋季。 出産場所:特別な巣は作らず、草や低木を押し広げてそこに子を産む。 産仔数:春季に1〜4頭出産。
分布状況 中流域
そ の 他 フィールドサイン〔河川敷などで確認できる生活痕跡〕