河川・水辺の生物図鑑 両生類 ニホンアカガエル
種名・学名

ニホンアカガエル Rana japonica japonica

分   類

カエル目アカガエル科

地 方 名  
特 定 種  
写   真
形   態

成体:背側線はまっすぐで、ほとんど曲がらない。背面は褐色または赤褐色で、少数の黒っぽい斑点がある。体のサイズ:体長オス3.5〜6.5cm、メス4.5〜7.0cm。
幼生(オタマジャクシ):成長すると全長4.0cm程度に達し、背中に左右一対の黒い点がある。鳴き声は「キョッキョッキョッキョッ・・・」

生   息 生息時期 出現時期:12月〜9月。
生息環境 平地から丘陵地にかけて、明るい森林、池・沼、水田周辺の草むら、湿地などに生息する。
生   活 習性 ジャンプ力にすぐれており、大きくとびはねる。 主に陸上で生活し、水中にとびこんでも潜水は下手で、水面を泳ぐことが多い。
採餌 成体:ハエ、コウチュウなどの小型昆虫類、クモ類など。 幼生:石の表面に付着している藻類など。
繁殖 産卵期:1月〜3月。 産卵場所:水田や湿原・湿地などの浅い止水域。 産卵数:2500〜3000個程度の卵塊。
分布状況  
そ の 他 外観はヤマアカガエル(Rana oratinentris)に似ているが、成体の背側線の状態や幼生の黒点などで判別できる。学名は「日本産のアマガエル」の意味。