種名・学名 | ゴカイ Neanthes japonica |
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分 類 | ゴカイ網サシバゴカイ目ゴカイ科 |
特 定 種 | |
写 真 | ![]() |
形 態 | 体長5〜12cmで細長い体形をしている。体に節があり、その数は70〜130。体はうすい紅色。鎌のような大きなアゴをもつ。 |
生息環境 | 汽水域の砂泥中に生息する。 |
生息時期 | 通年 |
生 態 | 食性は泥食性で砂泥に含まれる有機物を栄養にしている。生殖期は11月から翌年の4月頃までで、夜間に河口付近で雌雄が入り乱れて生殖のために群れて泳ぐのがみられる。生殖が終わると成体は死亡する。生まれた幼生は水中を浮遊しているが、そのうち干潟で生活するようになる。寿命は多くのもので1年であり、次の冬季に産卵する。小型のシギ・チドリ類の他、魚類にも好んで捕食される。 |
分布状況 | 筑後川では筑後大堰より下流の汽水域のガタ土中に生息する。 |
そ の 他 | つりのえさとしてよく利用される。 生殖時期のゴカイやイトメはエバ、バチなどの呼び方がある。 |