河川・水辺の生物図鑑 底生動物 マシジミ
種名・学名

マシジミ Corbicula leana

分   類

ニマイガイ網マルスダレガイ目シジミ科

特 定 種  
写   真
形   態

殻長約40mm、殻高約35mm。三角形をした二枚貝。殻の色は幼貝では黄緑色、成長すると黒色を帯びる。成貝では殻頂部がはげ落ち、殻が灰白色に露出する。

生息環境 純淡水の河川の砂泥底中に生息する。
生息時期 通年
生   態 水中の栄養となる物質をこし取って食べている。基本的に1つの体の中に雄と雌の機能をもつ。卵ではなく幼生を産出する。幼生を産む最盛期は5月下旬〜8月中旬と考えられている。
分布状況 筑後川では主に上流〜中流域の砂泥底中に生息する。純淡水産である。
そ の 他 シジミ類の淡水産には他にセタシジミが知られており、琵琶湖水系などに生息している。