種名・学名 | サワガニ Geothelphusa dehaani |
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分 類 | 甲殻網エビ目サワガニ科 |
特 定 種 | |
写 真 | ![]() |
形 態 | 甲幅25mm前後。甲は前方に広く、甲面は平滑。甲の色は青、茶褐色、鮮やかな赤色、赤みがかった橙色など地域により異なる。 |
生息環境 | 上流域の清流や沢に生息する。昼間は石や礫の間、落葉の下などに潜んでいる。 |
生息時期 | 通年 |
生 態 | 雑食性で藻類、水草、水生昆虫、ミミズ、魚などを食べる。主に夜行性で昼間は物かげに潜み、夜間に活発にえさを食べる。雨が降ると水辺から離れた陸上でも歩き回る個体を見ることがある。繁殖期は6~9月頃で、夏季が盛ん。気温の下がる冬季には水辺から少し離れた湿った岩の下などに穴を掘って越冬する。 |
分布状況 | 筑後川では上流の水のきれいな水域に多い。 |
そ の 他 | サワガニは唐揚げや甘からく煮て食べられる。なお、危険な寄生虫の中間宿主となっているので、食べる際にはよく火を通さなければならない。 |