河川・水辺の生物図鑑 陸上昆虫類等 アオモンイトトンボ
種名・学名

アオモンイトトンボ Ishnura senegalensis

分   類

トンボ目イトトンボ科

地 方 名  
特 定 種  
写   真
形   態

大きさ 腹長22〜25mm、後翅長15〜18mm。
形・色 体はとても細い。オスとメスで色彩が異なる。オスの腹部先端は青色で、これが名前の由来となっている。体の地色は緑色で、胸部には黒い条斑があり、腹部の上面は黒い。メスは成熟の度合いによって色が変化する。

生   息 出現時期 4月〜11月
生息環境 平地の水生植物が繁茂する池沼やほとんど流のない用水路、水田など。海岸に近い地域を好む。
生   活 習性 オスはなわばりを持つ。水面からつき出たヨシなどの枯れ茎や葉にとまっていることが多く、ときどきなわばり内の水面上を低く飛びパトロールを行う。水生植物の茎などにとまり、水面直下の植物の茎の中に産卵する。
食性 肉食性で、カやハエ類などを捕食する。
分布状況 矢部川流域では、下流から中流域の水際でみられる。
そ の 他