河川・水辺の生物図鑑 陸上昆虫類等 オオカマキリ
種名・学名

オオカマキリ Tenodera aridifolia

分   類

カマキリ目カマキリ科

地 方 名  
特 定 種  
写   真
形   態

大きさ 約70〜95mm。日本のカマキリ類ではもっとも大型。
形・色 体色は草緑色のものと黄褐色の2タイプみられる。後翅には基部を中心に紫褐色の斑紋がある。

生   息 出現時期 年1回発生し、成虫は9〜11月に出現する。
生息環境 林緑の茂みや樹幹の上などにみられ、草原のような開放的な環境は好まない。
生   活 習性 草や木の枝に擬態し、待ち伏せして近づいた昆虫類を前足のカマで捕らえる。危険が近づくと、カマを振り上げ、前・後翅を広げて威嚇のポーズをとる。秋に草や木の枝に卵のうを産み付け、卵で越冬する。
食性 肉食性で、多くの昆虫類を補食するほか、カエルを捕らえることもある。
分布状況 矢部川流域では、中流域の河畔林や緑林部の草地にみられる。
そ の 他