河川・水辺の生物図鑑 植物 シロバナサクラタデ
種名・学名

シロバナサクラタデ Persicaria japonica

分   類

タデ科

地 方 名  
特 定 種  
写   真
形   態

地下に這う茎をのばしてよく枝分かれする。茎は無毛で地上にまっすぐ立ち上がり、高さ50〜100cmになる。葉は短い柄があり、脈状や緑に状毛が生え長さ7〜16cm。花序はやや疎らな穂状をなし、先は垂れている。

生育時期 花期は8月から11月で、白い花を密に付ける。
生育環境 水辺や湿地に群生することが多い。
習   性 サクラタデによく似た種で、地下茎のある多年草。雌雄異株である。
分布状況 矢部川水系では、本川下流から中流域にかけて、支川の飯江川、楠田川などに広く分布している。
そ の 他 タデ科の植物で、北海道から九州、沖縄にいたる水湿地によく見られる。朝鮮南部、中国、台湾にも分布する。ガク片が開いて花弁のように見える。サクラタデの花弁はピンクである。