河川・水辺の生物図鑑 底生動物 アズキカワザンショウガイ
種名・学名

アズキカワザンショウガイ Pseudomphala latericea miyazakii

分   類

マキガイ網ニナ目カワザンショウガイ科

地 方 名  
特 定 種  
写   真
形   態

殻高約7.5mm、殻契約4.5mm。殻の色は紅色〜朱色。

生息環境 河口域の潮間帯(潮の満ち引きの区間)において、ヨシ原や干潟の上などにみられる。
生息時期 通年
生   態 暖かい時期に干潟の上で餌を食べている個体を見ることができる。殻の色が赤いので干潟では目立つ。
分布状況 矢部川では、下流域に生息している。
そ の 他 有明海の固有種で、氷期に大陸から分布を広げてきたものが生き残った生物の一つ(遺存種)といわれている。ヨシ原が失われると急激に減少するらしい。