| 種名・学名 | モクズガニ Eriocheir japonicus |
|---|---|
| 分 類 | 甲殻網エビ目イワガニ科 |
| 地 方 名 | |
| 特 定 種 | |
| 写 真 | ![]() |
| 形 態 | 甲長60mm弱。甲幅約60mm。甲の輪かくは、後方がやや広い丸みのある四角形。ハサミには長くて柔らかい毛が密生している。 |
| 生息環境 | 河口から上流域まで生息している(河川と海を往復する)。なかには水田や海にすむものもいる。 |
| 生息時期 | 通年 |
| 生 態 | 食性は動物食を中心とした雑食性。繁殖期は10月〜翌年4月までの寒い時期(多くのカニ類は春〜初秋の暖かい時期)。淡水域で生活していた親ガニは秋になると川を降り、河口周辺で交尾・産卵を行う。ふ化したゾエア幼生はおよそ3週間から1ヶ月間で海で育ち、メガロバ幼生になると再び川に戻り、稚ガニになる。卵を産めるようになるまでに数年かかる。 |
| 分布状況 | 矢部川では、上流〜河口域まで広く生息している。 |
| そ の 他 | みそ汁などにして食べられている。矢部川にはモクズガニによく煮ているヒメモクズガニが生息している。ヒメモクズガニは有明海の特産種として知られている。 |