こどものページ

どんなつながりがあるの?

私(わたし)た ち人間(にんげん)は、ずっと大 昔(おおむかし)から菊池川(き くちがわ)のお世話(せわ)に なってきたって知(し)ってる?
キミが住(す)む土 地(とち)があるのも、田(た)ん ぼで米(こめ)や野菜(や さい)がとれるのも、人間(にんげん)が生 活(せいかつ)できるのもすべて菊池川(きくちが わ)のおかげなんだ。

それでは、川(かわ)と人(ひ と)の生活(せいかつ)の歴 史(れきし)を見(み)て みよう。

はるか古代のお話…
はるか古代(こだい)のお話(はなし)…
雨(あめ)や雪(ゆき)などによって、菊池川(きくちがわ)がつくられました。しかし川(かわ)のまわりには山(やま)などが多(おお)く、人(ひと)の住(す)みやすい場所(ばしょ)はあまりありませんでした。
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やがて大雨(おおあめ)がふるようになり
洪水(こうずい)が発生(はっせい)するようになりました。時(とき)に川(かわ)がはんらんし、まわりの山(やま)などをけずって、土(つち)やすななどを下流(かりゅう)におし流(なが)していきました。
やがて大雨がふるようになり
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何度も洪水が起こりました
何度(なんど)も洪水(こうずい)が起(お)こりました
くり返(かえ)しはんらんする度(たび)に、川(かわ)のまわりはどんどんけずられて平(たい)らになっていきました。そこに人(ひと)が住(す)むようになり、田畑(たはた)をたがやすようになりました。「生活(せいかつ)」の始(はじ)まりです。
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長(なが)い年月(ねんげつ)の中(なか)で
人(ひと)がふえ、町(まち)が発展(はってん)し、少(すこ)しずつ今(いま)の生活(せいかつ)に近(ちか)づいていきました。その一方(いっぽう)で、洪水(こうずい)による被害(ひがい)や日照(ひで)り続(つづ)きによる水不足(みずぶそく)になやまされてきました。
長い年月の中で
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そして今、「生活」を守るために…
そして今(いま)、「生活(せいかつ)」を守(まも)るために…
水路(すいろ)をつくって田畑(たはた)に水(みず)を引(ひ)いたり、洪水(こうずい)から家(いえ)を守(まも)るために堤防(ていぼう)やダムなどをつくったりと、さまざまな工夫(くふう)を行(おこな)うようになったのです。
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