菊池川流域連携懇談会

菊池川流域の首長・特例区長(玉名市、山鹿市、菊池市、和水町、熊本市植木町)、温泉女将の会(玉名市、山鹿市、菊池市、熊本市植木町)、熊本県地域振興局(玉名、鹿本、菊池)、菊池川河川事務所長をメンバーとして平成14年より開催しているもので、地域活性化や流域連携等を目的とした様々な施策について議論を行っています。

第16回菊池川流域連携懇談会

日時 平成24年2月23日(木)10:00〜12:00 第16回菊池川流域連携懇談会
場所 清流荘 花水木の間(山鹿市)
参加者 熊本県立大学前学長 米澤 和彦 (座長)
玉名市長代理 築森 守 (副市長)
山鹿市長 中嶋 憲正
菊池市長 福村 三男
和水町長代理 井上 國雄 (副町長)
熊本市植木町合併特例区長 藤井 修一
熊本市植木総合支所長 緒方 哲郎
玉名地域振興局長代理 橋本 博之 (次長)
鹿本地域振興局長 濱名 厚英
菊池地域振興局長 富田 健治
女将の会(石菖会) 和久田寿美子
女将の会(石菖会) 吉永 美和
女将の会(湯恵の会) 山田 千洋子
女将の会(湯恵の会) 樋口 和代
女将の会(こまち会) 東田 恵里子 (代理)
女将の会(こまち会) 竹下 理恵
菊池川河川事務所長 中島 修

会議要旨

@若手職員意見交換会について

・平成23年度の実施計画に基づき行ってきた活動の報告。
【菊池川プロモーションビデオ作成(来年度継続)、菊池川まるごとマップの更新(3月末完成予定)、カヤック河川調査(天候不良で実施できず)、廃油石けん・ろうそく作成(味まつりで配布)、押し花しおり作り(未作成)、河川清掃(実施済)等】
・平成14年度から現在までの若手職員意見交換会参加者名簿の報告。
・流域内活性化や国と自治体職員の菊池川に対する認識の共有ができ、信頼関係の構築もできた。
・OBの方からも意見をいただき、今後の意見交換会の新たな取り組みも検討を行っていく。
・来年度も引き続き若手職員の派遣をお願いしたい。
・是非、今後も続けて欲しい、交流ができてよかったとの声を聞くので新しい考え方を見越しながら継続してやって頂きたい。

A菊池川流域体験学習について

・平成23年度は10年目を迎え、18校500名近い参加をいただいた。
・生徒だけでなく、先生へのアンケートもお願いしており、今後も活動を続けていただきたいという意見を多数いただいた。年間行事に組み込まれているとの意見もある。
・来年度は活動場所を絞って1箇所をしっかりと学んで頂くよう考えていきたい。
・菊池川自然塾の冨田先生のお力をお借りできれば、1つの活動として検討していきたい。
・安全教育などを盛り込んだプログラムも組んでいきたい。
・今後も各自治体よりご協力をお願いしたい。

B菊池川温泉郷味まつりについて

・今年度は11月11・12日(金・土)の2日間開催の予定であったが、土曜日に計画していた物産館による特産品の販売を断念。
・新玉名駅周辺の駐車場の確保が厳しいので菊池川河川敷の駐車場よりシャトルバスを運行し、利用者を増やすために抽選券の配布を行った。
・県外からの集客のため、福岡市方面の広報活動に力を注いだ。
・当日の状況を写真にて報告。
・竜門ダムの模型によるダム効果の説明は非常によかった。このような機会に理解してもらうのは効果的。
・菊池川流域連携懇談会というこの事業の趣旨がなんなのかを考え直し、本筋に従って、もう一度組み立て治すことも必要。
・「連携」というキーワードで始まった会、連携の中でいろんな事が生まれ、子どもたちの学習になったり、女将さんたちの連携になったり、若手の交流になったりしてきた。連携というのが非常に大事。連携については成果が出ている。
・10年がたち、ここで整理する時期が来た。
・連携を基本に内容を斬新なものにかえていく、アイデアを出していく時期。
・女将さんの連携をとっていただく、何か共通のものを作りましょうということで、ランチョンマット(お膳掛け)を作った。非常に評判がよかった。
・女将の会のご意見を受けて、整理しなおす。

C地域振興局の取り組みについて

・県北の玄関口としての玉名地域の機能強化を具体的に考える。
 (新玉名駅からの2次アクセス向上、ICや長州港などの交通拠点を活かす、
 宅地開発、子育て支援、福岡都市圏を通勤圏とする人たちの移住・定住の促進等)
・福岡などからの誘客をめざした広域的観光の振興。
 (温泉、農産物、歴史文化遺産を活かし、これらをつなぐテーマ性のある観光ルートの設定など広域的な観光)
・更なる農業所得の向上。
 (6次産業化を進める)
・共通デザインによる菊池川温泉郷観光案内板の設置。
 (菊池市内3カ所、山鹿市内5カ所、荒尾・玉名郡市6カ所に設置)
・くまもと県北観光キャンペーンの実施。
 (パンフレットを作成し、県北地域を一体的にPRを行う)

Dその他

・今回設置される予定の菊池川温泉郷観光案内板について、植木も入れて欲しい。
・連携ということからいろんな意見があり、ユニークなものができて、国土交通省の委員会、審議会とは全く異質の会議ができたんだろうと思う。
・次のステップ、次の10年を目指すためには新しい発想でいかないといけない。
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