菊池川流域連携懇談会

菊池川流域の首長・特例区長(玉名市、山鹿市、菊池市、和水町、熊本市植木町)、温泉女将の会(玉名市、山鹿市、菊池市、熊本市植木町)、熊本県地域振興局(玉名、鹿本、菊池)、菊池川河川事務所長をメンバーとして平成14年より開催しているもので、地域活性化や流域連携等を目的とした様々な施策について議論を行っています。

第13回菊池川流域連携懇談会

日時 平成22年8月2日(月)14:00〜16:00
場所 菊池川流域情報交流館(しびんちゃ館)(山鹿市)
参加者 熊本県立大学 米澤和彦名誉教授(座長)
玉名市長 嵜哲哉
山鹿市長 中嶋憲正
菊池市長 福村三男
和水町長 坂梨豊昭
熊本市植木町合併特例区長 藤井修一
熊本市植木総合支所長代理 岩上泰夫(建設課長)
玉名地域振興局長 岩田宣行
鹿本地域振興局長 濱名 厚英
菊池地域振興局長代理 仁木徳子(次長)
菊池川河川事務所長 中島修

意見要旨

@若手職員意見交換会について

・今年度も流域市町・国の24名の若手職員で流域活性化・環境の取り組みを継続中。(意見交換会3回実施済み)
・H22年度の実施計画(菊池川流域のプロモーション動画作成、廃油石けん・ろうそく作成、菊池川水運リレー実施(菊池川温泉郷味祭り参加)、菊池川まるごとマップ更新等)を紹介、承認。
・県の振興局若手職員も意見交換会に参加できないか提案有り。
・発足当時からの若手職員意見交換会の活動実績(メンバー)一覧表を作成する。

A菊池川流域体験学習について

・今年度は21校(480人程度)の実施を予定。(H14年からの参加者累計は3,000人超)
・現在11校が実施済みで、残り10校が夏休み明けの8月下旬から順次実施。
・今年度から、「玉名市歴史博物館こころピア」、「やまが湯ノ瀬川公園」を学習施設に追加し、好評を得ている。
・自治体職員の参加は玉名市、菊池市、和水町、熊本市(旧植木町)から有り。
・菊池川流域体験学習100回・参加3千人記念行事として、11月26日(金)に山鹿の八千代座で「私たちのふるさと菊池川流域発表会」(仮称)を開催予定。
・発表会は流域の小学校に広く参加をよびかけるよう提案有り。
・菊池川自然塾主宰の冨田克敏元近畿大学教授と連携し、体験学習のアドバイスを受ける。
・H14年からの体験学習の実績を冊子にとりまとめる。

B菊池川温泉郷味まつりについて

・今年度は11月5日に山鹿の水辺プラザで実施する。(4女将の会、3物産館 等参加)
・集客可能人数を増やし、早めに広報活動を行い、流域外にも広く「菊池川温泉郷」をアピールする機会とする。
・決算、予算関係は活性化推進協議会で図る。

C菊池川温泉郷づくりについて

・菊池川温泉郷づくり協議会事務局(H22年度は菊池観光協会)でオフィシャル・ホームページが作成され、様々な情報が発信されている。
・H21年度に協議会と若手職員意見交換会とが連携してロゴマークとキャッチコピーが作成された。これを流域みんなで頻繁に使うことが大事。
・それぞれの温泉単独では関西や広島等、都市部にアピールできない。流域で連携し、大いに宣伝していく。

D県 地域振興局の取組みについて

・「菊池川流域歴史回廊浪漫推進事業」と銘打ち、新幹線の新玉名駅から山鹿、菊池、阿蘇に向かうルートの認知度を上げ、旅行商品としてエージェントに売り込む事業を行っている。(代理店向け「いにしえ浪漫美肌湯めぐり」のパンフレットを3,000部作成)
・H22年度は一般向けのモデルコースを示したパンフレットを作成する。
・関西・広島・福岡等で「菊池川温泉郷」の販売促進活動を実施する。
・観光従事者を対象とした、おもてなし研修会を実施し、流域のコンシェルジュ(総合案内)機能を強化する。

Eその他

・菊池川流域の郷土料理や田舎料理など、食をうまくアピールして人を呼び込む取り組みが必要。
・菊池川流域は上流から下流までまとまりの良い全国的にも珍しい地域。新幹線開業というビックイベントのある来年春に向け、さらに連携してゆく。
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