環境対策
方保田地区
チスジノリの生育地として、国の天然記念物の指定区間に位置するためチスジノリに配慮した工事・工法を行いました。
護岸前面には、根固工として間伐材を利用した木工沈床及び捨石を設置しています。
なお、捨石は曲線で施工し水際に変化を与えます。
コンセプト | ・チスジノリの生息環境の保全 ・水際の多様性の創出 |
現状 |
・水制状に配置された捨石の下流側に発生するよどみは、魚類にとって洪水時の避難場所になっています。 ・法部は練石積みのため、植物の侵入が少なく周辺と比較して、コンクリー トが目立ちやや無機質な印象を与えています。 |
横断模式図 |
施工直後(平成12年) | 施工後1年(平成13年) | 施工後3年(平成15年) | ||
徐々に植物が侵入してきました。 | ||||
水辺には緑が再生し、水中(河床)にはチスジノリが生えてい ました。 |