278 柞木橋(ゆすのきばし) 宮崎市高岡町
穆佐(むかさ)から田野方面に進んだ山間に民家が点在する地区である。この地名の由来は、昔、殿様が通りかかった時小川に「柞(ゆす)の木で、橋を架けたことから「柞木橋(ゆすのきばし)と名付けられた」と地区の人々は伝えている。昔の関所跡や街道があり、田野方面への交通路として大きな役割を負っていた所である。
柞木橋地区



279 柚木崎(ゆのきざき) 宮崎市高岡町
戦国時代ここの山頂に柚木崎城という山城があり、城主は柚木崎丹後守正家(ゆのきざきたんごのかみまさいえ)であった。文武両道にすぐれ、特に弓の名手であったという。1572年の木崎原合戦は伊東・島津の日向における争覇戦(そうはせん)であったが、伊東軍が大敗した。丹後守は敗走する伊東軍の中にあって、ふみとどまり勇敢に戦い敵将の前で、自ら腹をかっ切って戦場の露と消えた。歴史上のできごとから付いた地名だと思われる。
柚ノ木崎橋



280 湯之元(ゆのもと) 高原町 
湯という文字が地名に使われる所は、温泉に関係がある土地と思われる。湯之元は、泉源のある場所に付いた地名。ここには、湯之元温泉がある。
湯之元温泉



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