今年6月の開催に引き続き2回目となる「霧島火山砂防開放講座 霧島火山さぼう探検隊!」が平成17年12月4日(日)開催されました。
 一般参加者20名・講師2名・スタッフ6名の総勢28名の「霧島さぼう探検隊」が結成され、硫黄山〜池めぐり〜出水川砂防えん堤〜の行程を予定していましたが、当日は真冬並みの寒気に包まれ、えびの高原は一面雪景色。視界も悪く大幅にスケジュールを変更して実施することとなりました。
 参加者からは、「池めぐりが出来なくて残念」との言葉もありましたが、「こんな雪を見るのひさしぶり」「こんな経験めったに出来ないからかえって良かったかも・・・」等の感想もありました。
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集合場所の小林市四季彩館。本日のスケジュール内容を聞く参加者達。 前日深夜からの積雪もあり、スケジュールの変更もありえますとの説明。
しかし天気も良いし問題なしと思ったのですが・・・
バスで登山口を目指してしばらくすると、さっきまでの青空がウソのように周りが暗くなってきました。 一面雪景色。
参加者も最初は喜んでいたのですが・・・ 登山口付近はご覧の通り。
視界不良のためやむなく登山は中止に。
一行は、予定を変更して『えびのエコミュージアム』へ移動。
講師:井村隆介先生
(鹿児島大学理学部助教授)
霧島火山の生い立ちについて映像や資料を使って説明していただきました。 井村先生の説明を熱心に聞く参加者たち。
講師:石井久夫先生
(えびの高原ボランティアレンジャーの会 会長)
霧島火山地帯に生息する植物ついて説明していただきました。 『えびのエコミュージアム』を出る頃には、風も強くなり足早にバスへ移動。
昼食場所の『えびの高原キャンプ村』へ移動。 キャンプ村で一行を出迎えてくれた2頭のシカ。
キャンプ村付近の植生について説明する石井先生。 子供たちは元気に雪遊び。 キャンプ村を出て砂防えん堤見学へ出発。
出水川砂防えん堤 砂防の役割について説明する宮崎河川国道事務所工務第二課 前田課長 砂防えん堤:上流から流出してくる土砂を貯め、下流への被害を防ぎます 参加者集合写真