―神話のふるさと―

こま犬
霊峰・高千穂の峰、御池をはじめとして、高崎川流域には、数々の神話が語り継がれています。日本の始まりを伝え、今なお悠久のロマンがただよう流域には、いたるところに残る史跡や寺社仏閣が多く存在します。
東霧島神社 霧島火山群のなかの霊峰高千穂をとりまく、各聖地に祀(まつ)られた霧島六社権現の創建はいずれも古く、その中の一社になる東霧島(つまきりしま)神社は、第5代孝昭天皇の時代に創建されたと伝えられています。当社は、天地創造神とされるイザナギノミコトを主祭神とし、それにイザナミノミコトや日向三代の夫婦神と神武天皇が相殿になっていて、別十数社の境内社が鎮座されている神々のふるさとです。
東霧島神社 ニニギノミコトが降り立ったといわれる高千穂峰の頂上に、長さ1m30cmほどの鉾があたかも天を指すかのように立っています。 銅とも鉄とも判別のつかないこの剣は、ニニギノミコトが降臨の際に「浮きたる島の如く見ゆるものを、鉾でかきさぐり」高千穂峰の山頂に立てたと伝えられています。

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