河跡湖(かせきこ)とは、川の流れの変化によって河道の一部がせき止められて湖沼となったものをいいます。
そのため、川の本流では開発などで失われてしまった本来の自然が、残されている場合があります。小丸川中流域には、この河跡湖が多く存在していて、昆虫などの住み家になっています。また、河跡湖はその多くが三日月型をしているため、三日月湖ともいわれます。
 河跡湖は豊かな植生に恵まれ、レッドデータリストとして存続が危惧されている植物なども見ることができます。特異な植物種として、竹鳩潜水橋下流付近の河跡湖に、ミツガシワ科のガガブタ、スイレン科のオグラコウホネが確認されています。