鈴木鳥博士 鳥の博士 鈴木 素直(すずき・すなお/日本野鳥の会)

私は大淀川下流で少年時代をすごしました。
野鳥には、見て見ぬふりのできぬ楽しみがあります。なぜなら、人と野鳥との関係には、侵(おか)してはならない距離(きょり)をもつべきだからです。
鳴き声(聞きなし)と異名(俗称名)を記録するのも、野鳥に親しむひとつの方法ですね。
川の恵(めぐ)みと川の恐(こわ)さをしっかり学習するために、身近な川べりをゆっくり歩きましょう。