平成29年7月の一級河川の水文・水質状況について
(速報値)

更新日:平成29年9月26日



今月のポイント

○雨量
九州の直轄水系の代表観測所(34ヶ所)における7月の降水量は、10ヶ年平均と比べ8割程度であった。大野川の波野観測所、大分川の阿蘇野観測所は10ヶ年平均と比べ120%以上で、番匠川の佐伯観測所、大淀川の五町観測所は30%未満であった。
なお、平成29年7月九州北部豪雨の影響のあった代表観測所以外(遠賀川、筑後川、山国川水系)では10ヶ年平均と比べ150%以上の雨量を記録した観測所もあった。

○流量
九州の直轄水系の代表観測所(22ヶ所)における7月の流量は、10ヶ年平均と比べると肝属川の朝日橋観測所、牛津川の妙見橋観測所では多かったが、その他の観測所は少なかった。
遠賀川、筑後川及び山国川水系の代表観測所の月平均日流量は平成29年7月九州北部豪雨による洪水が観測されたものの10ヶ年平均と比べて少なく、40〜82%であった。





概要(全体)
雨量流量水質


水系別データ


用語および表記方法の解説


本発表は、九州地方整備局管内の一級河川の直轄管理区間における、平成29年7月の総雨量・流量・水質の状況を取りまとめたものです。
この中に表記されている水質調査地点は、

@水質汚濁防止法に基づく測定計画に記載されている国土交通省の調査地点(147地点)
Aダム貯水池及び堰の湛水域(直轄、水資源機構を対象)の主要地点(3地点)
を対象にしています。

※本発表における数値は、暫定値ですので、最終的に整理される年表等の数値とは異なることがあります。

【水文とは】
河川・湖沼・地下水など陸上の水の状態や変化、環境との関係などを、水の循環の立場から研究する学問が「水文学」といい、国土交通省九州地方整備局では、河川を管理するうえで必要な雨量、河川の水位、河川の流量、河川の水質等を定期的に観測しており、これらの観測を総称して「水文観測」と呼んでいます。