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◆樋門・樋管
用水の取り入れ、内水の排水などのために堤防を横断する暗渠を樋門・樋菅と称し、樋門・樋管の区別はあまり、明瞭ではないが、比較的大きいものを樋門、小さいものを樋管という。近年では樋門の大きな沈下を許容できない従来の剛(ごう)支持樋門から、基礎基地の沈下を許容する柔支持(じゅうしじ)樋門へと転換を図り、堤体ならびに構造物の安全度向上へ努めている。
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◆比流量
単位面積当たりの流量のこと。(qm3/s/km2=Qm3/s÷Akm2)q=比流量 Q=流量 A=流域面積
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◆不定流
河道のある点に於いて、水位や流量などが時間的に変化する流れをいう。
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◆不等流←→等流
(不等流)時間的に流量が一定で、断面形及び勾配が縦断的に変化する流れをいう。
(等 流)時間的に流量が一定で、断面系が勾配や縦断的に変化しない流れをいう。
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◆放水路
現河道の大幅な拡幅を避けるため、あるいは改修延長を短縮するために河川の途中から分岐して新川を開削し、直接海や他の河川、あるいは元の本川に放流する水路。(分水路ともいう。)
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◆法線(ほうせん)
堤防及び河道の平面的な形状を示す線をいい、堤防線などど呼ばれる。
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◆本川(ほんせん)
流量・長さなどが最も重要と考えられる、あるいは最長の河川のことをいう。
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◆排水機場(はいすいきじょう)
洪水時に市街地内の雨水等をポンプを動かして河川に排出する施設。
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