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手づくり郷土賞とは?
平成17年度の受賞作品
平成18年度の応募について
過去の受賞作品一覧




平成17年度の受賞作品
地域整備部門 地域活動部門 大賞部門
大分県
日田市
 テーマ【地域整備部門】
 日田市
 「親水施設 台霧の瀬」
三隈川
 「水郷日田」「天領日田」と呼ばれる日田市は、古くから河川を中心として伝統的建造物が存在する「水と歴史」のまちです。本施設は、民間団体による発案から地域の自治会・公民館、水環境関係団体等によるプロジェクトチームを編成し、「みんなで創造する、夢のある空間」「みんなが水辺に集える空間」「自然を体験できる空間」「流域の特性を活かし、三隈川全体で連続性のある空間」のコンセプトのもと、国および市の協力体制のもとに進められて完成した施設です。

また、地元高等学校の土木科や美術部の生徒の協力により、施設整備等に関する測量設計や台霧の瀬に架かる台霧大橋の橋脚に河川愛護を訴える大壁画を製作しました。
完成後においては、日田市の「水郷のまちクリーンアップ制度(アダプトプログラム)」に基づくボランティアとして登録し、年20回程度の清掃活動を行っており、環境美化活動の実施や子供たちを対象にした「リバースクール」の開催など、市民と市が一体となった公共施設の環境美化、水辺環境の利活用など、地域共有の公共財産である川を地域で創り、守り育てています。
自然体験の様子
日田祇園祭りの様子
福岡県
福岡市
 テーマ【地域活動部門】
 NPO法人 はかた夢松原の会
 博多湾にみんなで夢の松原を!
シーサイドももち海浜公園
「シーサイドももち海浜公園」は、福岡市早良区・中央区に位置し、博多湾に面した人工海浜で、白い砂浜と青い松、そして福岡タワー、福岡ヤフードーム、マリゾンなどの近代的な建物が建ち並ぶ都市空間におけるリゾートパークです。海岸では、海水浴をはじめビーチバレーに代表されるイベントが毎年数多く開催されています。

この美しい人工海浜にある松は、福岡市の都市化により埋め立てられた広大な土地と共に延長約1.4qに及び形成された砂浜に、約20年前市民参加で松原を復元するため、自分たちの手で松苗の植樹をと、現在の「NPO法人 はかた夢松原の会」が行政と協力のもと、植樹活動(浜辺に愛を植える運動)を開始した記念すべき松です。
その後も、松苗を植え続ける運動は、ゆるやかにかつ着実に博多湾全域に広がり、現在、毎年約100〜300名の地域の子供会や各種団体など多くの一般市民が参加し、毎年約1,000本ずつ植樹された松苗も2005年度末現在で約3万本に達しました。
最初に植樹した「シーサイドももち海浜公園」の松は立派に成長し、今や美しい白砂青松を形成し、防風、防砂、防潮の機能のみならず、人々の憩いの場として一般市民に親しまれています。
また、その松原を愛する活動は、博多湾から北部九州沿岸へと広がり、松原の道をつなぐ自然・歴史・文化を活かした「まちづくり」を進めるため、沿岸の市民団体と共同で毎年1回「沿岸松原サミット」を開催し9年目を迎えています。
2005年の植樹の様子
植樹後、約20年の松原
熊本県
阿蘇郡西原村
 テーマ【地域活動部門】
 西原村道路愛護会
 道路清掃による村づくり
道路法面の草を刈払機で刈っている風景
熊本県阿蘇郡西原村の全域42集落からなる「西原村道路愛護会」は、50年程前から毎年春、秋の2回、村内全域の県道(15q)及び村道(100q)を42地区に振り分けて、約1,500人の参加により道路清掃を行っています。

活動内容は、木の枝落としや道路法面の草刈り、道路側溝の清掃などで、「自分たちの住む地域は、自分たちの手できれいに」を合言葉に地域住民も意欲的で、年中行事としての地域活動として十分定着しています。この活動を行うことで、日常的に地区内の道路への注意が払われ、道路危険箇所の早期発見や事故の未然防止につながっています。また、村外の来訪者の方々からも「西原村はいつもきれいですね」と絶賛されており、当活動の実施により村が美しくなると同時に、村のイメージアップにもつながっています。
道路清掃後には村長、議会議員等により「品評会」が行われ、地区毎に競うことにより、道路愛護意欲の高揚、活動の継続性、地域の活性化が図られています。
切った草を集め、路面もきれいに!
道路側に飛び出た木の枝も切ります
大分県
竹田市
 テーマ【大賞部門】
 殿町自治会、竹田市観光協会
 「殿町武家屋敷通り」
竹楽武家屋敷
平成元年度に「歴史をいかした街並み」のテーマで手づくり郷土賞を受賞し、今回手づくり郷土賞(大賞部門)を受賞した「殿町武家屋敷通り」は、「城下町 竹田」を代表する地区であり、観光ルートの一つであるとともに「桜まつり」や「竹楽」などのイベント会場となっています。

平成元年度に手づくり郷土賞を受賞した当時は、カラー舗装及び土塀と長屋門の整備を行い、イベントは桜まつりの大名行列だけであり、観光客もまばらでした。その後、市街地の街並みと水路を活かしたまちづくりを推進し、武家屋敷風コミュニティ施設「創生館」や石造りの側溝と土色のカラー再舗装、ブロック塀から土塀への変更、「竹楽(竹灯籠のイベント)」の開催などにより、観光客の入り込み数は年々増加しています。

また、地域住民が「歴史の町竹田市」を後世に残していこうと積極的に自分達ができるまちづくり(日常的な道路及び水路の清掃、塀の修景、イベントへの参加等)を実施しており、市全体で「殿町武家屋敷通り」の保存活動に取り組んでいます。
殿町大名行列
武家屋敷通り
宮崎県
日向市
 テーマ【大賞部門】
 美々津の歴史的町並みを守る会、耳川お舟出の会
 「美々津の歴史的町並み」
美々津の歴史的町並み
昭和六十一年度に「人と風土が育てた家並」のテーマで手づくり郷土賞を受賞し、今回手づくり郷土賞(大賞部門)を受賞した「美々津の歴史的町並み」は、昭和六十一年に国の重要伝統的建造物群保存地区に認定され、地域住民が中心となっている「美々津の歴史的町並みを守る会」「耳川お舟出の会」等保存会も結成されています。この保存会及び自治会が中心となり、古い町並みを活かした各種イベント等の開催、来訪者への説明、案内を行っています。日向市内の主な観光地の一つともなっており、現在では市内だけでなく市外からも多くの来訪者を迎えています。また、昭和六十一年度の手づくり郷土賞受賞以来、テレビ局などマスコミの取材も増え、手づくり郷土賞の受賞を契機に地域の魅力などの情報を発信する機会も多くなっています。

現在もなお町並みの保存整備は進行中であり、良質な保存・管理をしていくために、保存会、自治会が積極的に全国の同様な地区への視察、会議への出会を行い、建造物をはじめとする修理、修景を伝統的工法により行っています。また、子供達に伝統文化を継承していくために、修理・修景の際に使用する土壁の赤土踏みを行事として行うなどしています。
歴史的町並みとバンコ祭り
伝統的建造物でのコンサート