高速バスロケを活用した乗り継ぎ社会実験
〜高速基山バス停を拠点に高速バス交通がもっと便利に〜

社会実験の内容



■ 背景と目的

 九州における高速バスネットワークは福岡(天神バスセンター)を中心に形成されており、福岡以外の九州各県を直結する便が不足しています。
 一方、九州における近年の高速バスの利便性促進施策の状況としましては、高速バスロケーションシステム(高速バスロケ)を活用した高速バス情報提供システム「Qバスサーチ」や、高速バス予約システム「楽バス」の導入、また、主要バス停への情報板の設置、バス会社各社による全九州を対象としたバスフリー切符「SUNQパス全九州」の発売がなされています。
 また、九州自動車道基山パーキングエリア(PA)内に位置する「高速基山バス停」は、九州自動車道、大分自動車道及び長崎自動車道を結ぶ鳥栖JCTに近接するなど高速交通体系の要衝にあります。
 このような状況をふまえ、「高速基山バス停」を対象として、高速バスロケを活用した公共交通結節点強化による地域間移動の利便性向上、観光をはじめとする地域活性化を図ることを目的に、全国初の乗り継ぎ社会実験を行うこととなりました。

背景と目的

■ 検討委員会の開催

社会実験の実施に向けて、「高速バスロケを活用した乗り継ぎ社会実験検討委員会」が発足され、実験に行うにあたって様々な課題について審議を行いました。

● 平成19年03月16日第1回検討委員会を開催しました。詳細報告はこちらをご覧ください。

● 平成19年03月27日現地視察会を行いました。詳細報告はこちらをご覧ください。

● 平成19年05月10日第2回検討委員会を開催しました。詳細報告はこちらをご覧ください。

● 平成19年11月社会実験の結果をふまえ、第3回検討委員会を開催予定です。


■ 実施内容

●乗り継ぎを支援する施設整備:「高速バス運行情報表示板」、「案内看板」等

1.高速基山バス停および基山パーキングエリア休憩施設内に「高速バス運行情報表示板」を整備し、九州各方面の高速バスの運行情報(行先、運行状況、現在位置、空席状況等)を提供し、円滑な乗り継ぎを支援します。また、パソコン、携帯電話からも確認できます→「Qバスサーチ」http://www.q-bussearch.jp/

◆高速バス運行情報表示板イメージ (※画像はあくまでイメージであり、実際のものとは異なる場合があります。)

高速バス運行情報表示版イメージ

2.基山PAの各箇所に、上下線のバス停や休憩所等への移動を支援する案内看板を設置します。

◆案内看板のイメージ(※画像はあくまでイメージであり、実際のものとは異なる場合があります。)

案内看板
●バスダイヤ改正:高速基山バス停での停車便数大幅増加

7月1日より高速バスのダイヤが改正され、高速基山バス停に停車する高速バスが改正前と比べて240増便されます。
ダイヤ改正前:238.5往復 → ダイヤ改正後(7月1日以降):478.5往復

福岡県発着の高速バスネットワーク図はこちら 

基山に新たに整備された、高速バス運行情報表示板、案内看板、時刻表、路線図の写真等はこちら
●効果検証:実験期間中の調査

今後の乗り継ぎによるバス交通の利便性向上のため、社会実験期間中に乗り継ぎ利用者やバス事業者等を対象としたア ンケート・ヒアリングの実施、また高速バスの各種切符の販売実績調査等を行います。

調査内容の概要はこちら


■ 期待される効果

●これまで直通便のなかった場所や少なかった場所へ、基山バス停を乗り継いでの移動が可能になります。
●福岡経由での移動時間に比べ、基山バス停で乗り継ぐことで移動時間が短縮されます。
●基山バス停および基山パーキングエリア休憩施設内の「高速バス運行情報表示板」でバスの運行情報が閲覧できますの で、バス停で待ち続けることなく休憩施設でゆっくり休憩できます。

佐世保〜大分の事例

佐世保〜大分の事例


■ これまでの取り組みと今後のスケジュール

 2007年3月16日 第1回高速バスロケを活用した乗り継ぎ社会実験検討委員会
●社会実験計画(案)について審議を行い、想定される課題の抽出を行う。
課題の抽出
 2007年3月27日 現場視察会
●第1回検討委員会にて抽出された課題および新たな課題について、現場視察による確認を行う。
課題の選択
 2007年5月10日 第2回高速バスロケを活用した乗り継ぎ社会実験検討委員会
●整理された課題に対し、実験実施までに対応すべき事項を決定する。
課題への対応 実験準備(施設設備等)
 2007年7月1日〜8月31日 乗り継ぎ社会実験(情報提供、バスダイヤ改正、乗り継ぎ切符の販売等)
●今後のバス交通の利便性向上のため、社会実験期間中にアンケートを実施する。
乗り継ぎ利用者数、 アンケート結果等の収集 情報提供、バスダイヤ、
 2007年11月 第3回高速バスロケを活用した乗り継ぎ社会実験検討委員会
●乗り継ぎ利用者数、アンケート結果等を分析・評価し、社会実験の効果を検証する。
 2007年12月 本格運用へ移行  
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