人と人、地域と地域の交流、文化や技術の伝達など、古来から人々の生活にとって大きな役割を果たしてきた「道」。
建設省では、そんな「道」の重要性を再確認し未来の道を考えていこうと、「歴史・未来・みちルネッサンス」を展開していきます。

●「歴史・未来・みちルネッサンス」ってなに?
 21世紀最初の年、平成13年は五街道(東海道、中山道、日光道中、奥州道中、甲州道中)に、宿駅・伝馬制度が制定されてから400年、また七道(山陽道、東海道、東山道、南海道、西海道、山陰道、北陸道)が定められた大宝律令の制定から1300年にあたります。街道はその時代のニーズにあわせ地域に大きな役割を担ってきました。そこでこの機会に、NPOや経済団体などの地域の団体と一緒に、地域の歴史をふりかえり「街道」を再確認し、広域的な連携で「街道」をテーマとした各種整備事業やそれに伴うイベントなどを実施しようと、21世紀記念事業「歴史・未来・みちルネッサンス」を展開します。
●九州における取り組み状況
   古来、九州の街道は七道の制定で西海道と呼ばれていました。現在もいにしえの姿をそのまま残した道は各地で見られます。中でも建設省から歴史国道に選定されている、長崎街道、日田往還、薩摩街道は歴史上重要な幹線道路として利用され、当時を彷彿させる景観を一定区間残し、地域の人々によって保存、復元、活用されています。
■日本の近代化を開いた道
  長崎街道
■天領日田と九州各地を結ぶ道
  日田往還
■薩摩藩の歴史を刻む道
  薩摩街道大口筋(白銀坂)
 全国的に展開される「歴史・未来・みちルネッサンス」を通して、さらに多くの人々に道路に対して関心を持ってもらい、暮らしの視点から今後の道路整備のあり方を一緒に考えていければと望んでいます。