長 崎 街 道 


海外に向かって開かれた長崎への玄関口
 先賢たちが行き交った道を、往時のままに保存・継承。

■道路と地域の概略・歴史
 長崎街道は、長崎と小倉を結ぶ西日本における代表的な脇街道(約228km)であり、江戸時代、鎖国政策のもとで長崎に流入した海外の知識や文化は、この長崎街道を通って全国に広がっていきました。また、大名行列、吉田松陰、司馬江漢、シーボルト、維新の志士たち、オランダ商館長の江戸参府もこの街道を通り、日本の近代化に大きく貢献した街道です。
■歴史的・文化的遺産
 樹木が繁る山中の街道跡には、当時の面影が色濃く残っており、街道沿いには県指定史跡の向井去来の句碑「芒塚」があります。さらに茶屋跡(梨の木茶屋)をはじめ、旅人が喉を潤した水飲み場、旅の安全を祈願した神社、地蔵などが点在しています。
 付近には明治時代の日見新道や大正時代の日見トンネルなどの歴史的近代土木施設もあります。
■地域の関係機関の取り組み
 今年は、日蘭交流400年にちなんで、次代につながる交流・連携創出の機会ととらえて、福岡、佐賀、長崎の3県と長崎街道まちづくり推進協議会など民間団体や沿線自治体などが協力して記念事業「ながさきかいどう阿蘭陀年」に取り組み、地域の活性化および交流・連携の推進を図っています。6月に行われた「長崎街道ウォーク」には約2100人が参加し、初夏の古道で自然や史跡、文化財に親しみながら5〜16kmの距離を歩きました。今後も「長崎街道スタンプラリー」や「オランダ街道スリーデーウォーク」、「日蘭交流400年プレシンポジウム」などのイベントが予定されています。
初夏の長崎街道をゆっくり歩き、街道周辺の文化財を見学し、趣向を凝らしたイベントやプレゼントを楽しんだ「長崎街道ウォーク」。
●自動車利用 ・九州横断自動車道長崎多良見ICより国道34号を経由し、約30分。
●鉄道利用 ・JR長崎本線長崎駅下車、バスで約25分トンネル西口または芒塚下車。


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