薩摩街道(大口筋)


薩摩藩から領外へ向かう道
 石畳の道を復元し、「石たちに心静かに語りかける」環境づくりを。

■道路と地域の概略・歴史
 薩摩街道大口筋(白銀坂)は、鹿児島地域と大隅地域の境にあり、戦国時代に島津氏の支配地域を結ぶ道筋の一つとして成立し、島津氏の覇権が確立するまでは豪族との合戦の舞台にもなりました。白銀坂では、明治時代に錦江湾沿岸沿いの道路(現国道10号)ができるまでは、鹿児島城下から大隅方向に向かう主要な道路であり、この区間は加治木から大口を経て、水俣や八代へ通じるために「大口筋」と呼ばれていました。
 
■歴史的・文化的遺産
 白銀坂は地域の覇権争いが繰り返された場所でもあり、島津氏の拠城である平松城址や戦勝を祈願した岩剱神社などの史跡が数多く見られます。また、鹿児島城下から牟礼ヶ岡を登りつめた後の下り坂であり、右手に錦江湾をひかえた景勝地として「三国名勝図会」など、古来多くの書物で紹介されています。
 急坂には当時の石畳が敷設されており、「古戦場めぐり」「白銀坂ウォークラリー」など、町教育委員会や子供会を中心に歴史探訪とハイキングを兼ねたイベントが開催されています。
17世紀初頭につくられた石畳
 
■地域の関係機関の取り組み
 この地域では、役場や子供会が中心となって「古戦場めぐり」や「白銀坂ウォークラリー」、「歩き・み・ふれる歴史の道体験」など歴史探訪とハイキングを兼ねたイベントが開催されています。
 
●自動車利用 ・九州縦貫自動車道姶良ICより(主)麓重富停車線を経由し、約7分。
●鉄道利用 ・JR日豊本線重富駅下車、徒歩約7分。


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