みちもり
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活動報告


福岡県 立場茶屋銀杏屋管理運営委員会


 
 北九州市八幡西区石坂にある銀杏屋はかつて長崎街道の黒崎宿と木屋瀬宿の間の立場茶屋として、参勤交代の諸大名や長崎奉行などが休憩した屋敷です。庭に樹齢300年以上の銀杏の大木があるので、銀杏屋敷とも呼ばれています。屋敷がある上石坂の地は大名も駕籠から降りて歩いた『石坂急坂』の頂上。坂は平成11年3月に石畳と石段に改修され、同年7月に屋敷も文化財『立場茶屋銀杏屋』として修復されました。私たちはこの坂と屋敷の管理業務を行い、毎月末には『石坂急坂』の落ち葉掃除や植え込み、草刈りを実施。見学者の案内やイベント運営にもボランティアで携わっています。
 小倉と長崎を結ぶ240kmの長崎街道は『文明の道』『歴史の道』として、重要な役割を果たしました。『石坂急坂』はその中のわずか150mですが、地域の宝として大切にしたい、未来に残したいと、みんなで協力してがんばっています。

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