みちもり
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活動報告


福岡県 如来田の環境を守る会

如来田の環境を守る会

屋外広告を協働管理 景観保全で行政と連携

 1981年設立、会員24人。宮若市如来田地区では、地区を貫く県道30号に、並木のように多くの屋外広告物が無断掲出されていました。そこで24年前、屋外広告物を含む工作物と建築物について規則を設け、住民と行政が一種の協働管理を開始。
 掲出物の形状や掲出主への連絡方法も調べ、役所を通じて自主撤去を求めました。残された物の撤去には住民も参加。地区住民は毎日通るので、すぐ無断掲出物を発見します。無断広告物は効果を発揮しないうちに撤去となるので、次第に減少。景観に配慮した広告までも制限しているわけではありませんが、いまでは農村らしい穏やかな景観が保たれています。
 際限がないゴミ投棄も、毎月の清掃で激減。見通しの確保と景観保全のため草刈りもしています。掲出物は公物・私物関係なく、景観構成要素であるという点で公共性があると考え、良い要素にしていくことに携わっています。
(本多文子)


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