みちもり
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活動報告


熊本県 並木樹街道守るボランティアの会


街道並木樹を守り育てるボランティアの会
歴史の道に新しい息吹を蘇れハゼ並木

 旧国道57号沿いの熊本市龍田町弓削校区を通るハゼ並木道(旧大津街道)。江戸時代、赤穂浪士47名のうち17名がご沙汰前に肥後細川藩預けとなり、手厚い処遇を受けたことに感謝して藩に贈ったもので、清正公の杉並木とともに大津街道を行き交う人々の心を和ませたそうです。
 そのハゼ並木がつるや雑草に絡まれていたのを目にして、「森の都・熊本」の街道並木樹がこれでよいのか、という思いから立ち上げたのが当会です。会員は弓削校区居住者を中心に47名。弓削校区を通る並木道約2kmの枯木跡に約200本を植栽して以降、年4回以上の清掃、草刈、補植などを行い、並木の保護と景観美化にあたってきました。活動の目的も郷土旧跡の保護育成、「森の都・熊本」の魅力づくり、排気ガス緩和による地球温暖化防止と大きく持っています。夏は緑に輝き、秋は赤く燃えたつハゼ並木は今、ボランティアの手によって蘇りつつあります。

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