重点事項に関する説明資料

1. 地域発展のための交流ネットワークの形成について
西九州自動車道の整備促進
   西九州自動車道は、九州北西地域の経済の活性化及び定時性の確保に大きく寄与する重要な路線であり、今後とも早期供用に向けて事業を推進してまいります。
 
唐津道路(10km) 事業中
唐津伊万里道路(18km) 事業中
伊万里道路(8km) 事業化に向けて調査中(アセス手続き中)
伊万里松浦道路(18km) 事業化に向けて調査中(アセス手続き中)
有明海沿岸道路の整備促進
   有明海沿岸道路(地域高規格道路)は、有明海沿岸地域の交流を促進し、広域ネットワークを形成する重要な路線であり、佐賀県内においては、平成13年度より新規着工準備箇所として20kmに着手し、早期供用に向けて推進してまいります。
 
大川佐賀道路(10km) 新規着工準備(アセス手続き着手)【直轄】
佐賀福富道路(10km) 新規着工準備(アセス手続き着手)【佐賀県】
福富町〜鹿島市間 事業化に向けて調査中
佐賀唐津道路の整備促進
   佐賀唐津道路(地域高規格道路)は、佐賀都市圏と唐津を中心とする生活圏との連携を強化し、「県内主要都市間55分構想」を実現する重要な路線であり、また、佐賀空港へのアクセス道路をなす厳木バイパスについて平成14年度の一部供用に向け、今後とも事業を推進してまいります。
 
唐津市〜相知町間 事業化に向けて調査中
厳木バイパス(6km) 事業中(平成14年度一部供用予定)
厳木多久道路(4km)、
東多久バイパス(6km)
供用中
多久市〜佐賀市間 事業化に向けて調査中
唐津港及び伊万里港の整備充実
   唐津港では、国内物流ターミナルの整備に続き、ウォーターフロントの整備を進めているところです。
伊万里港では、伊万里湾の東西両岸に港湾機能が分散していることから、港湾活動に支障をきたしている状況にあり、このため、港湾施設間を連絡する橋梁を平成17年度の供用を目標に整備促進してまいります。
2. 有明海の環境保全について
   下水道については、諸外国に比べても整備の立ち後れた社会資本の一つとして、鋭意整備を進めているところです。現在下水道処理人口普及率は全国平均で60%となっていますが、九州ブロックでは46%、佐賀県では24%と整備が後れているのが現状です。
 今後とも、特に後れている中小市町村の普及促進とともに、有明海などの重要な水域の水環境を保全を図るべく、下水道の整備を推進してまいります。
3. ダム事業の推進について
   嘉瀬川ダム事業は、洪水調節、流水の正常な機能の維持、特定かんがい、水道用水及び工業用水の供給を目的とした多目的ダムであります。
 平成7年1月に補償基準の妥結に至り、生活再建の要である代替地につきましても、既に完成し、平成12年度末で水没世帯の99%の補償が完了している状況であります。現在、生活再建の基盤となる付替道路(国道、県道、町道)等の促進を図っているところであります。
 今後とも、早期完成を目指し、事業の促進を図ってまいります。