重点事項に関する説明資料

1. 高規格幹線道路西九州自動車道の事業促進について
   西九州自動車道は、九州北西地域の経済の活性化及び定時性の確保に大きく寄与する重要な路線であり、今後とも早期開通に向けて事業を推進してまいります。
 
伊万里〜松浦間(18km) 事業化に向けて調査中(アセス手続き中)
佐々佐世保道路(9km) 事業中
佐世保道路(8km) 事業中
   また、残る区間の松浦〜佐々間の約17kmは基本計画区間であり、早期の整備計画策定に向け、所要の調査を推進してまいります。
2. 九州新幹線長崎ルートの早期実現について
   平成12年12月の政府与党申合せによれば、九州新幹線(長崎ルート)については、武雄温泉−長崎間の環境影響評価終了後工事実施計画の認可申請を行うこととしております。
 現在、武雄温泉−長崎間の環境影響評価を鋭意実施中であり、3月12日に提出された環境大臣等の意見等を踏まえて評価書の補正等の作業を進めております。
 また、長崎新幹線を含め整備新幹線の未着工区間については、整備新幹線建設推進高度化等事業を行うため36億円を計上しています。
 なお、今回着工を行わない区間については、社会経済情勢、国・地方公共団体の財政事情等に照らし、東北新幹線盛岡・八戸間及び九州新幹線新八代・西鹿児島間の両区間の完成後に見直すこととしています。
 また、整備新幹線建設費の地方公共団体の負担については、平成8年12月の政府与党合意に基づき、財政運営に支障を生じることのないよう、所要の地方交付税措置が講じられることになっております。
3. 女神大橋の事業促進について
   国土空間の有効活用を図り、地域の発展や地域間の交流・連携を支えるため、高規格幹線道路ネットワークの整備やそれと一体となって機能する長崎南環状線などの地域高規格幹線道路の整備を重点的に進めているところです。
 一方、長崎港では、神の島工業団地の利便性を向上させ、効率的な物流体系を構築するため、港内のふ頭間連携強化を進めているところです。
 「女神大橋」は、長崎南環状線の一部を形成し、長崎市中心部の交通渋滞の緩和や都市機能の向上を図るとともに、長崎港の神の島地区と女神地区におけるふ頭間の連携強化を図る道路であり、今後とも早期完成に向けて、整備を促進してまいります。