本明川(諫早市)の特性
気象特性
諫早の気象情報

九州における6、7月の平年2ヶ月累加降水量の分布図です。諌早地方は九州の中でも特に梅雨期に雨の降りやすい地域です
諫早地方の集中豪雨のメカニズム

集中豪雨が発生しやすい理由は、この地方の地形特性が大きく関係していると考えられます。この図は、諌早地方の南側に位置する橘湾から諌早地方を眺めたものです。南西からの湿った風は島原半島と長崎半島に挟まれた橘湾により収束され、その後、五家原岳などの山岳地形により上昇気流となり「湿舌(しつぜつ)」と言われるような雨雲を発生させます。
※ 「湿舌」とは、湿った温かい空気が舌状に伸びてくる気団のことです。
地形特性

本明川の河川特性を日本国内や諸外国の河川の標高−距離の関係で比較したものです
外国の河川に比べると、島国である日本の河川はその地形特性上から急流の河川が多いのですが、その中でも本明川を含む長崎の河川は、特に急流であることが分かります。
急流河川の特徴
(1) 大雨が降ると瞬時に川の水が増水し、(本明川の過去の出水履歴から見ると、降雨後、約30分〜1時間位で、洪水のピーク水位を迎えています。)雨が降らないと渇水になりやすい。(川の水量が安定しない)
(2) 洪水のエネルギーが強く、氾濫したときのダメージが大きい。