コンプライアンス・ルールブック

2−7.こころの健康づくりの基礎知識
topics

こころの健康づくりにあたってtopics

○こころの健康づくりは、職員や家族の問題に限らず、職員が高い志気を持って能力を発揮できるよう、公務の効率的かつ的確な遂行の観点からも重要な課題です。
○うつ病等は誰でもなりうることを理解し、こころの健康づくりの 必要性と正しい知識を持つことが必要です。

○こころの不健康な状態を引き起こす原因は様々ですが、仕事や家庭でのストレスが深刻になるほどこころが不健康になる可能性が高まります。
《仕事上のストレス要因》
・長時間勤務、過重な心理的負荷のかかる勤務、上司、同僚、部下等、職場での人間関係、異動、昇任、単身赴任に伴う環境の変化など
《個人的ストレス要因》
・職員又は家族の健康問題、親子関係、夫婦関係等の家庭問題、子の教育、進路等の問題、その他経済的問題など

news予防と早期発見

○予防
・心身の疲労蓄積防止のため、睡眠、休養等により疲労回復に努めましょう。
・自分に合ったストレス解消法を身につけ、実践しましょう。
○早期発見
・心身に不調を感じたら、カウンセリングや医療機関を受診するなど、早期に対応しましょう。
・早期発見が早期回復につながります。
《健康管理医による面接指導の実施》
◇1箇月100時間以上又は2〜6箇月平均で80時間以上の時間外勤務を行った職員
《健康管理医による面接指導受診の勧奨》
◇1箇月80時間以上の時間外勤務を行った職員
◇3箇月連続45時間以上の時間外勤務を行った職員
・まずは、自分のストレス度を知ることが大切です。

news管理監督者の役割

○コミュニケーション
・部下とのコミュニケーションを図り、安心して相談できる職場環境を築きましょう。
・「仕事以外の会話」が、良好なコミュニケーションの基本です。まずは、朝の挨拶から始めましょう。
○部下の健康管理
・日常的に部下職員の健康状態を把握し、言動等の変化に気づいた場合は、医療機関等の受診を勧めるなど、適切に対応しましょう。
・長時間勤務者に対して、健康管理医の面接指導   を受診するよう勧奨しましょう。
○望ましくない対応
・うつ病、うつ状態の場合次のような対応は望ましくないので注意してください。
◇「がんばれ」などの激励。
◇「そんなことでどうする」など批判がましい発言。
◇病気について、「そんなの気持ちの問題だ」、「気にしないことが大事」など、気分の問題にする。
◇「もっとしっかりしないと」、「努力が足りない」など、努力の問題にする。  など

sメンタルヘルス相談窓口

○こころの健康相談室
・専門の心療内科医(本局健康管理医)と職場を通じた面談相談
・毎週木曜日事前予約制
(予約及び問合せ先:89-2566)
○外部(産業カウンセラー)カウンセリング
・4月〜2月、管内9地区(福岡、北九州、久留米、   佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島)
・事前予約制 相談者自ら予約 (日本産業カウンセラー協会 092-434-4433)
○内部(職員カウンセラー)カウンセリング 
・毎週水曜日
(面談又は電話相談 092-412-4528,89-2731)
・巡回カウンセリング
(上期:事務所及び出張所等、下期:事務所等)
○保健師との保健指導相談 
・4月〜2月、月1回
・管内9地区(福岡、北九州、久留米、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島)
・事前予約制
(日本産業カウンセラー協会 092-434-4433)
○人事院こころの健康相談室
・毎月1回木曜日(13:30〜17:30)
・心の健康づくりの専門医との面談相談
・事前予約制(092-431-7732又は人事院HPから申込)
・場所:福岡合同庁舎内会議室
○その他 
・各県精神保健福祉センター等
・各県いのちの電話

(詳細)イントラ「各部からの情報」→「厚生課」→「メンタルヘルス・カウンセリング」等をご覧ください。


newsストレスチェック

人事院規則10-4が改正され、心理的な負担の程度を把 握するための検査(以下、「ストレスチェック」)の実施 が規定されたことに伴い、H28年度より九州地方整備局においても、年1回の頻度でストレスチェックを実施しています。
○目的
職員のメンタルヘルス対策の一次予防(疾病の発生を未然に防ぐ)
・職員が自らのストレスの状態を知る(気づき)
・高ストレスと判定された者については医師による面接指導につなげ、不調に陥るのを未然に防止する
○各省各庁の長が集団分析により職場の状況を知り、組織として職場の環境を改善する

(詳細)ストレスチェックは、イントラ「各部からの情報」→「厚生課」→「メンタルヘルス・カウンセリング」をご覧ください。

news○お問い合わせはこちらへ

 [本 局]厚生課長(89-2551)
      人事企画官(89-62240)
      厚生課長補佐(89-2554)
 [事務所]副所長(事務)等