●大野川・川遊びマップについて
この「大野川・川遊びマップ」は「大野川における安全確保のあり方に関する検討委員会」が取りまとめた「大野川の川遊びの楽しさと恐さを知るための提言(平成17年3月)」の理念に基づき、学識者や川遊びの専門家からなる「大野川・川遊び勉強会」が作成した、川遊びの支援と情報提供を目的としたマップです。


●河川利用と安全確保の基本的な考え方
「公共用物の自由使用の原則」「河川利用における自己責任の原則」
河川では、公共の利益や他人の活動を妨げない限りにおいて、自由に使用することができることが原則であることを踏まえ、自らの意志に基づき行動する限りその際の安全確保は最終的には自己責任において行うべきであり、河川利用者一人一人がそのことを自覚しておく必要があります


●免責事項
この「大野川・川遊びマップ」は、「川遊び」のヒントを提供するにとどまるものです。したがって、本マップで提供する情報を利用して、実際に「川遊び」をされる場合には、あくまでも利用者自らの責任において行っていただくものとします。「大野川・川遊びマップ」内の情報については、その正確さ、信頼性、実施の安全性を保証するものではなく、その利用において発生したいかなる被害、損失に関しても、および掲載されている情報の全ての提供者は一切責任を負いません。


●川あそびの約束〜これだけは守ろう〜
・子供一人では行ってはいけません。大人の人と行きましょう。
・家族に、行き先と帰る時間を伝えてから行きましょう。
・天候に注意しよう。当日の天気予報チェックはもちろん、前日までの雨の降り具合も十分チェックしましょう。
・川の中は石やガラスなど危険な物がおちています。はだしで川に入るのはやめましょう。
・ゴミは必ずもって帰りましょう。
・むやみに石を投げるのはやめましょう。
・体調が悪いときは無理をしないで、川へ行くのはやめましょう。
・川は雨や水量によっていつも変化しています。川のすがたはいつも違います。遊ぶ前に川全体を観察しましょう。
・川で人に出会ったら、あいさつをしましょう。
・川に入る前は準備運動をしましょう。体が冷えたら休みましょう。
・急な深みに気をつけましょう。
・川に入るときは必ずライフジャケットを着ましょう。




●注意事項
・車を止める時は、他の利用者の迷惑にならないように駐車しましょう。
・ゴルフボールでの事故多発。危険ですので河川敷でのゴルフ練習はできません。
・ラジコン遊びや水上スキーは危険です。他の利用者や周辺住民に迷惑を掛けないようにしましょう。
・釣りをする方は遊魚券をお求め下さい。中学生以下は無料です。
  連絡先:大野川漁業協同組合097-597-1314


●危険なところ〜こんなところに注意しよう〜

・護岸、階段、根固めブロック 〜コケや水で滑りやすいから危険〜
・船着き場や水門など 〜落ちると危険 立入禁止〜

・瀬 〜流れが速いので足がとられると危険〜
・淵 〜急に深くなっていることもあるので危険〜
・落ち込み 〜縦方向に渦を巻いている 抜け出せないので危険〜
・河原や中州 〜雨による増水ですぐに川底になるので危険〜

・水中のブロックや倒木 〜水の力で押しつけられて脱出できないので危険〜
・川底のゴミ 〜自転車や木の枝などでケガをするので危険〜
・泥や砂 〜泥や砂に足が取られて抜け出せないことがあるので危険〜


●洪水時はこんな様子