2.河川整備の基本となるべき事項  
 
(4) 主要な地点における流水の正常な機能を維持するため必要な流量に関する事項
 

 白滝橋地点直上流における既得水利としては、工業用水として6.56m3/sec、水道用水として0.694m3/secの計7.25m3/sec、白滝橋地点から本川下流において農業用水として0.45m3/sec、工業用水として0.81m3/secの計1.26m3/secの合計約 8.5m3/secの許可水利がある。
 これに対して白滝橋地点における過去35年間(昭和38年〜平成9年)の平均渇水流量は約19.7m3/sec、平均低水流量は約28.5m3/secである。
 白滝橋地点における流水の正常な機能を維持するため必要な流量については、利水の現況、動植物の保護・漁業等を考慮して、概ね17m3/secとする。ただし、白滝橋地点流量には白滝橋地点直上流において取水されている工業用水及び水道用水の7.25m3/secを含む。
 なお、白滝橋地点直上流及び下流の本川の水利使用の変更に伴い、当該水量は増減するものである。

流水の正常な機能を維持するため必要な流量は、利水の現況、動植物の保護・漁業等を考慮して決められています。(大分市)

 

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