■ 自分の気に入った場所を探す。                            ■ 自分が嫌だと思う場所を探す。                             ■ 自分が興味をもつ場所やものを探す。                        ■ 興味を引き出してくれるゲストティーチャー等に引率を依頼する。       ■ 河川に入る場合は、そのための道具と安全性の確保をする。          ■ 白地図など現地でも使える資料をそろえる。

■ 川の資料を文献、データ集、インターネットから入手する。             ■ 情報の入手先をある程度事前調査しておく。                     ■ フィールド調査における引率者を確保する。                      ■ 聞き取り調査の対象者を事前調査しておく。                     ■ インターネットや、聞き取り調査におけるこどもたちのマナーを指導する。   ■ 時間的、空間的な視点の広がりをもって調べる姿勢を大切にする。

■ 様々な発表形態の中から発表方法を決めて、まとめ方を工夫させる。      ■ 地域の方や関係支援者に協力を求める場合は、時間の余裕をみておく。    ■ 川における人々の係わりを考えさせる。                         ■ 自分自身が、河川や地域に対して抱いた感想、意見を整理する。         ■ 将来あるべき河川や地域の姿について、自分自身の考えを整理する。
■ 河川や地域における自分自身の役割を探る。                   ■ 世の中の取組を探り、自分たちが地域とつながる活動が出来るかを考えさせる。                                               ■ 地域の人材や情報を収集整理し、こどもたちへ支援してもらえそうな候補者を探しておく。                                           ■ 新学年や、次の学校につなげられるように、連絡・連携を密にする。

「つかむ段階」では、河川等の地域の環境を実感するために、フィールドワークを主に行う段階です。どの場所へ行くのか、こどもたちの関心をどう高めていったらよいか、課題を発見するきっかけとなるアクティビティをどのように設けていくか、などを考えながらプログラムを作成していきました。 例えば、この段階でのチェックポイントとしては次のようなものがありました。
「調べる段階」では、河川等に関する資料・データの収集や、こどもたちが再度現地に出かけて行う調査などが実践されました。調べる方法としては、文献や調査データの入手、直接現地に行って調べてみること、そして地域の人や専門家に聞き取り調査をすることなどを考えながら、プログラムを作成していきました。 例えば、この段階でのチェックポイントとしては次のようなものがありました。
「まとめる段階」では、これまで調べてきたことを他の人たち(生徒同士)にわかりやすく発表するために、様々な形でまとめる段階です。 調べたことを単にまとめるだけでなく、河川や地域の未来はどうありたいかなどを表現することが求められます。そして、まとめにあたって新たに浮上してきた疑問も再度調べる必要もあります。また、発表・発信することで、お互いの考えを深めていくことも、まとめる段階で大切な要素となっています。
「ひろげる段階」は、発表会等を経て、今後自分たちにできることを明らかにしながら、次のステップにつなげる段階です。