遠賀川水系では、上流の山間部から河口の海浜部までの変化のある流れに、64種類の魚類が生息しています。

 中には絶滅が危惧されている動植物を印した『レッドデータブック』の地域個体群である希少種の他にも『日本の重要な淡水魚』指定種、 『「緑の国勢調査報告書」における「すぐれた自然の調査」』対象種などの貴重な魚類も生息しています。

 鮭の遡上河川としては、ほぼ南限にあたり、一時期炭鉱による水質の汚染によって途絶えていた鮭の遡上が、ふたたびみられるようになってきました。
水のきれいな川の上流から中流にかけて住んでいます。
岸辺のヨシなどの生えている所に縄張りを作って住んでいます。
流れの穏やかな川底か、砂の所に住んでいます。卵を二枚貝の中に産みます。
出典:遠賀川工事事務所刊『おんががわのいきものマップ』