遠賀川河川事務所

〒822-0013 福岡県直方市溝堀1丁目1−1
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遠賀川(おんががわ)のなりたち


 遠賀川(おんががわ)は、(やく)100万年前(まんねんまえ)流域(りゅういき)丘陵地(きゅうりょうち)(たに)発達(はったつ)し、その低地(ていち)(やく)万年前(まんねんまえ)氷河期(ひょうがき)()わりの海面(かいめん)上昇(じょうしょう)によって海水(かいすい)流入(りゅうにゅう)、2000(ねん)〜3000年前(ねんまえ)までは、河口(かこう)から直方市(のおがたし)頓野(とんの)あたりまでが奥深(おくぶか)(わん)であったようです。

 その()上流(じょうりゅう)から(なが)れこんだ土砂(どしゃ)堆積(たいせき)し、入江(いりえ)海岸平野(かいがんへいや)となっていきました。平野(へいや)(なか)(なが)れていた遠賀川(おんががわ)は、()えず上流(じょうりゅう)から土砂(どしゃ)(はこ)び、また大洪水(だいこうずい)のたびに(なが)れを()えながら、変化(へんか)成長(せいちょう)(つづ)今日(こんにち)姿(すがた)となっています。

川がつくる地形の移り変わり
川がつくる地形の移り変わり

1.原平原(げんへいげん)
地形(ちけい)は、なだらかで(かわ)もまだ(あさ)い。

川がつくる地形の移り変わり

2.幼年期(ようねんき)
土地(とち)()()がり、(かわ)土地(とち)(けず)(はじ)める。

川がつくる地形の移り変わり

3.壮年期(そうねんき)
土地(とち)()()がり(つづ)け、(かわ)土地(とち)(けず)()む。(やま)尾根(おね)はするどくなり、(たに)(ふか)くなる。

川がつくる地形の移り変わり

4.老年期(ろうねんき)
土地(とち)()()がりは、(おさ)まるが、(かわ)土地(とち)(けず)(つづ)けていく。(たに)(ひろ)くなり、尾根(おね)(まる)くなる。

川がつくる地形の移り変わり

5.準平原(じゅんへいげん)
谷幅(たにはば)(ひろ)がって、土地(とち)は、なだらかになる。(かわ)はゆるやかになり、蛇行(だこう)(はじ)める。


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