No.237  No.231 標準人員について
Sent: Friday, August 16, 2013 6:11 PM
工事現場における役職 : 現場代理人
工事場所   : 熊本県
工事業種   : 土木(道路)

ご回答ありがとうございました。
経費についての補正が行われていないのは解りました。
では、工期算出の場合は、各工種の標準歩掛より、日進量を割り出し、純工期の算出をするようになっているかと思います。工期の算出に使用する歩掛の人数が、標準な人員であり、1班編成の根拠ではないのでしょうか?
仮に直接工事費1億円の工事が2本あった場合のそれぞれの経費込の価格の合計と、直接工事費2億円で1本の場合の経費込みの金額では、前項の場合の方が価格が大きいはずです。
班編成の考え方が明確ではないと、工期算出の際に適正な工期を算出しないケースの発生や、過少設計の可能性、建設業法第19条の3に影響はないのでしょうか?
回答日:H25/9/18
 標準歩掛については、抽出した多数の対象工事を解析し歩掛を作成しております。
 工事現場の条件等により、施工形態はその現場条件に合った班体制で実施されており、各現場において人員の構成等には違いがあります。
 よって、標準歩掛は、ある単位数量(100m2当たり)施工するのに必要な人員等を記載したものであり、これに基づいて工期を算出しているため、不適切な工期や過小設計の可能性、建設業第19条の3(不当に近い請負代金の禁止)に影響が出ることは無いと考えております。
 標準歩掛に基づいて、雨天・休日等を見込んだ適正な工期設定には心掛けておりますが、No231でも回答しましたとおり、積算上、班編成の考え方で不明な点や疑問等については、契約後については監督職員に、契約前については発注担当者にご相談・ご質問をお願いします。