学術の伝来(1)

徐福上陸地伝説(その1)

今から2200年前(弥生時代)、秦の始皇帝の命を受た「徐福」は、不老長寿の薬を求めて東の海に船出し、黒潮に乗って有明海にたどり着き、今の佐賀市、金立山でその薬を発見したと言われており、伝承を裏付ける史跡などが県内にみられる。不老不死の薬は、「カンアオイ」とされ、咳や解熱に効果があり、現在も漢方薬として使われている。2200年前は風邪でも命を落とす者が多く、当時としては画期的な薬であったのではないかと言われている。

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主な施設

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新北神社の神木「ビャクシン」

徐福が上陸の証として植えたものと伝わり、樹齢は2200年と推定され、歴史と符合する。

所在地:佐賀県佐賀市諸富町大字為重1073
TEL:0952-47-4848(新北神社)
ホームページ:新北神社
http://nikitajinjya.com/
拝観料:無料
交通:バス停「早津江線山領」より徒歩約15分
バス停「柳川線野町」より徒歩約15分
九州縦貫自動車道 八女ICから約40分
駐車場:有り(バス5台、乗用車20台)


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「カンアオイ」

徐福が発見の不老不死の薬草とされている。