現代文化の交流(7)

アジアの交流拠点「福岡」

福岡は、古代からの外交や海外交易の拠点であった地理的、歴史的な特質から、近年もアジアの交流拠点都市としての役割を果たし、市内にはアジアとの交流を象徴する施設やイベントがある。市内中心地に位置する「福岡アジア美術館」は、アジアの近現代の美術作品を系統的に収集し展示する世界に唯一の美術館であり、美術交流のイベントを開催するなど、人々がアジアの美術・文化に気軽に触れ合える。20年以上前にアジアの文化を紹介する「アジアマンス」としてスタートし、2013(平成25)年に「アジアンパーティー」として生まれ変わった毎年のイベントは、福岡市内の様々な場所でアジアの“今”が体感できる。

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主な施設

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福岡アジア美術館

「福岡アジア美術館」は、アジアの近現代美術作品の展示のほか、アジアの美術作家などを招聘し、美術交流を行うなど、来館者がアジアの近現代美術に親しめる場となっている。

所在地:福岡県福岡市博多区下川端町3-1リバレインセンタービル7・8F
TEL:092-263-1100(福岡アジア美術館)
ホームページ:福岡アジア美術館
http://faam.city.fukuoka.lg.jp/home.html
定休日:毎週水曜日(水曜が休日の場合はその翌平日)、年末年始(12月26日〜1月1日)
料金:アジアギャラリー:一般200円、高・大生150円、中学生以下無料
交通:地下鉄「中洲川端駅」6番出口より徒歩すぐ
駐車場:有り(有料)