記者発表資料

平成18年6月1日

松原ダム曝気循環装置運用状況について

「曝気循環装置で行う水質環境改善」

 松  松原ダムを管理している国土交通省筑後川ダム統合管理事務所では、松原ダムの水質保全対策として進めてきた曝気循環装置(吐出量:毎分3.7m3/台)を平成17年7月13日に設置しています。

  この装置は、5月から6月の水位低下した時期において低層水の溶存酸素量(DO)の低下時において発生する放流水の着色現象対策と、7月から10月に発生が懸念されるアオコ発生の抑制を目的としたものです。

 

設置してから現在までの運用状況については、

 

1)稼働状況

     平成17年度  平成17年7月14日〜10月31日

     平成18年度     平成18年3月23日〜

 

2)平成17年度及び18年度の運用における水質状況

    ・水温について、アオコの発生要因と考えられる表層水温の上昇が抑制され、改善   の傾向が見られます。

    ・溶存酸素量(DO)について、放流水着色の原因と考えられる底層部の溶存酸素    不足について改善の傾向が見られます。

 

   現在の時点で見られる傾向は以上のとおりですが、今後の気象状況等による変化も考えられるため、水質調査を継続していきます。

 


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問い合わせ先:

国土交通省九州地方整備局 筑後川ダム統合管理事務所
管理課長 松本 信之
TEL0942-39-6651  

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