記者発表資料

平成18年6月9日

松原ダムの弾力的管理試験の実施について

 松原ダムでは、6月11日から6月20日の間において筑後川の流況改善等を目的に弾力的管理試験を実施します。
 この期間は、下流域でアユ、エツ等の漁期であるほか、農業用水の取水開始時期にあたるため、ダム放流による河川流況改善の強い要望があります。このため6月11日から6月20日の間に松原ダムの貯留水を活用して、筑後川の流量が減少した場合に補給しようとするものです。
本試験は、平成13年度から実施しており、今年度は、昨年までの実績を踏まえ、約600万m3の容量を活用して放流する予定です。
 なお、試験期間において、豪雨の発生が予想される場合は治水上の安全性を確保するため、貯留水の事前放流(緊急放流)を行うことが想定されます。
 このため、事前放流(緊急放流)にあたっては、降雨があまり無い時点でのダム放流が想定され、下流河川において急激な水位の上昇が発生する可能性があります。
 万一、このような事前放流(緊急放流)を行う場合には、事前にサイレンによる警報、または河川巡視を行い、川の中から出て頂くよう緊急にお知らせすることがあります。
 


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問い合わせ先:

国土交通省九州地方整備局 筑後川ダム統合管理事務所
管理課長 松本 信之
TEL0942-39-6651  

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