記者発表資料
平成18年6月30日


平成18年6月26日洪水における松原ダム・下筌ダムの調節効果について
〔速報推計〕

 今回の洪水は、松原ダム・下筌ダムで約 1,198千m3を貯留したことで、最大調節時、日田市の小渕地点で0.24mの水位低減効果を発揮したものと推測しています。
 梅雨前線の影響により、松原ダム、下筌ダム流域では6月21日夜から雨が降り始め、26日7時までの累計雨量は松原ダム周辺流域で359mm、下筌ダム周辺流域で394mmに達しました。 
 このため、松原ダムでは流入量が700m3/sに達した26日8時8分より洪水調節を開始し、26日8時27分にはピーク流入量769m3/sに対して、60m3/sをダムに貯留し709m3/sを放流しました。また、下筌ダムでは、流入量が350m3/sに達した26日5時51分より洪水調節を開始し、26日7時4分にはピーク流入量527m3/sに対して、180m3/sをダムに貯留し347m3/sを放流しました。

参考資料はコチラから

問い合わせ先: 国土交通省九州地方整備局 筑後川ダム統合管理事務所
管理課長 松本 信之
TEL0942-39-6651