今回の洪水は、松原ダム・下筌ダムで約 1,198千m3を貯留したことで、最大調節時、日田市の小渕地点で0.24mの水位低減効果を発揮したものと推測しています。
梅雨前線の影響により、松原ダム、下筌ダム流域では6月21日夜から雨が降り始め、26日7時までの累計雨量は松原ダム周辺流域で359mm、下筌ダム周辺流域で394mmに達しました。
このため、松原ダムでは流入量が700m3/sに達した26日8時8分より洪水調節を開始し、26日8時27分にはピーク流入量769m3/sに対して、60m3/sをダムに貯留し709m3/sを放流しました。また、下筌ダムでは、流入量が350m3/sに達した26日5時51分より洪水調節を開始し、26日7時4分にはピーク流入量527m3/sに対して、180m3/sをダムに貯留し347m3/sを放流しました。
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