記者発表資料
平成18年 7月 6日


平成18年7月4日洪水における松原ダム・下筌ダムの調節効果について
〔速報推計〕

  今回の洪水は、松原ダム・下筌ダムで約 10,184千m3を貯留したことで、最大調節時、日田市の小渕地点で1.04mの水位低減効果を発揮し危険水位までの上昇を防げたものと推測しています。
 梅雨前線の影響により、松原ダム、下筌ダム流域では7月4日朝から雨が降り始め、5日0時までの累計雨量は松原ダム周辺流域で184mm、下筌ダム周辺流域で134mmに達しました。 
 このため、松原ダムでは流入量が700m3/sに達した5日0時14分より洪水調節を開始し、5日1時48分にはピーク流入量1188m3/sに対して、395m3/sをダムに貯留し793m3/sを放流しました。また、下筌ダムでは、流入量が350m3/sに達した4日23時02分より洪水調節を開始し、5日0時27分にはピーク流入量1301m3/sに対して、956m3/sをダムに貯留し345m3/sを放流しました。

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問い合わせ先: 国土交通省九州地方整備局 筑後川ダム統合管理事務所
管理課長 松本 信之
TEL0942-39-6651