記者発表資料
平成18年 7月26日


平成18年7月23日洪水における松原ダム・下筌ダムの調節効果について
〔速報推計〕

  今回の洪水は、松原ダム・下筌ダムで約7,688千m3を貯留したことで、最大調節時、日田市の小渕地点で0.48mの水位低減効果を発揮したものと推測しています。
 梅雨前線の影響により、松原ダム、下筌ダム流域では7月22日朝から雨が降り始め、24日9時までの累計雨量は松原ダム周辺流域で171mm、下筌ダム周辺流域で220mmに達しました。 
 このため、松原ダムでは流入量が700m3/sに達した23日20時28分より洪水調節を開始し、23日21時08分にはピーク流入量778m3/sに対して、66m3/sをダムに貯留し712m3/sを放流しました。また、下筌ダムでは、流入量が350m3/sに達した23日17時18分より洪水調節を開始し、23日21時39分にはピーク流入量816m3/sに対して、470m3/sをダムに貯留し346m3/sを放流しました。

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問い合わせ先: 国土交通省九州地方整備局 筑後川ダム統合管理事務所
管理課長 松本 信之
TEL0942-39-6651